名古屋市は、入所を希望しても保育施設に入れない「待機児童」の数が5年連続でゼロになったと明らかにしました。
保育所などの利用申込児童数は4万6638人と、昨年度から1500人余り増えて過去最多。
保育所の新設などで対応しました。

一方で、「希望通りの保育所に入れなかったために市の斡旋を受けなかった」
「企業主導型保育利用」などの理由で、
待機児童にカウントされない保留児童は833人と去年より118人増。
予定していた保育所の整備が土地や建物が見つからないなどの理由で、
保育所の整備は、名古屋市の計画を下回っています。(予定より11箇所不足)

名古屋市の待機児童の数は、平成23年度に1300人近くになるなど、
一時、全国で最も多くなりました。

今年度、保育所整備などを進め、1942人分の利用枠を拡大することで、
保留児童の数も減らす方針です。

<参考>
⬛️平成30年4月1日現在の保育所等利用状況
就学前児童数  115,905名(昨年度比475名減)
利用申込児童数  46,638名(昨年度比1,535名増)
利用保留児童数     833名(昨年度比118名増)

保留児童数変化を区ごとに見てみると、
緑区(51名)、瑞穂区(23名)、港・南区(21名)の順に、16区中11区で増加。
天白区(21名)、中川区(16名)、西区(5名)の順に、16区中5区で減少。

⬛️名古屋市の取り組み
名古屋市の平成29年度の主な取り組みとしては、
1)利用枠の拡大(28億9百万円)1749名分
2)保育案内人(ほいくあんないびと)の配置(85百万円)

名古屋市の平成30年度の主な取り組みとしては、
1)利用枠の拡大(24億27百万円)1402名分
2)きめ細やかな支援策の強化(13億47百万円)

平成23年の待機児童(1275人)からは、大きな進歩となっています。
一方で、利用保留児童数が833名という事実への対応をどのように行っていくのか。
児童が減少していく中、利用希望が増えている状況を含め、
今後も注目していきたいと思います。

⬛️758キッズステーション
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