「名古屋市内の活断層」「地震を引き起こす可能性」というキーワードを聞くと、
「地震が予知できるのか？」という議論が巻き起こる事が少なくありません。
名古屋市では、「堀川断層」「笠寺起震断層」「尼ケ坂断層」の３つの断層について、
活断層か否かの評価検討を行い、平成２８年１２月には結論を出す予定です。
地震本部（政府：地震調査研究推進本部事務局）では、マグニチュード７以上の地震を引き起こす可能性がある
９７の主要断層帯を選定して調査。平成８年から２７年にかけて結果を公表しました。
（注：日本の活断層全体ではありません。日本には、現在指摘されているだけで約２０００の活断層とも言われています。最下段参照）
その際、平成２８年４月に発生した「熊本地震」の震源付近である、九州南部は7～18%、中部は18~27%と予測していました。
九州活断層の評価
平成２８年８月１９日には、
「大地震後の地震活動の見通しに関する情報のあり方」の報告がされました。
相手が「自然」であるため、人間の知恵である「科学」でどこまで「対応」することができるのか。
様々な意見があります。
とはいえ、地震大国日本においては、活断層か否か問わず、「いつでも当事者になる」可能性は払拭できません。
活断層は必ず動く（現代ビジネス）
直前余地は困難（サイエンスポータル）
日々の備えをどこまでしておくのか。
ローリングストックやシェイクアウト訓練など、気軽にやってみてはいかがでしょうか。
名古屋市では、防災危機管理局を中心に、災害への対応・調整を行っています。
⬛️地震本部
文部科学省研究開発局地震・防災研究課のページ。
⬛️産業技術総合研究所
日本全国の約２０００の活断層について掲載されています。
未知の活断層は６０００とも言われています。