「名古屋に南海トラフ大震災発生」名古屋市中川区内での総合防災訓練。
「コードブルー」と聞くと、ドラマを思い出す人もいるのではないでしょうか。
実際に災害が発生した時の動きは？
９月１日は「防災の日」。
昭和３５年に制定されました。（関東大震災にちなみ制定）
名古屋市内でも各地区で総合防災訓練が開催されました。
（中川区は、２４学区の持ち回りで、今年は豊治小学校で開催）
コードブルーについてのお話の前に、まとめです。
総合防災訓練の概要は以下のとおり。
・南海トラフ巨大地震を想定
・広範囲にわたる火災発生を想定
＜内容＞
・情報伝達・非常呼集・広報活動・本部設置・指定避難所開設・救護所設置
・交通規制・緊急車両誘導・シェイクアウト・警報サイレン音の確認
・道路障害物除去（道路啓開）・避難誘導・避難・津波避難・仮設トイレ設置
・給食（炊き出し）・給水・物資配分・応急手当・初期消火・講習・救出救助
・負傷者搬送・トリアージ・一斉放水・サイレン吹鳴・要援護者（障害者）対応
※今年は国民保護にかかる警報サイレン音の周知まありました
様々に「想定」をしての訓練。
もっとも、内容が多くなっているとも思えるので、参加者の「理解」をどの程度「想定」されているのか。ヒアリングも行いましたが、アンケート収集結果も待ちたいと思います。
さて、話はコードブルーについて。
ドラマでも広がっていますが、大前提を確認。
コードブルーとは、患者の容態急変などの緊急事態が発生した場合に用いられる、救急コールのこと。
手が空いている医師や看護師に至急全員集合してほしい場合。
スタットコールやドクターコールなどと言われることもあるそうです（医師談）
ドラマでは、「ドクターヘリ」によって急患対応をしていますが、
実際は、病院内で緊急患者が発生した際に使用されることが多く少し異なるようです。
他にも、いろいろなサインがあるとのこと。
・コードゴールド
脳死ドナー（臓器提供者）が現れた場合
・コードレッド
施設内で火災が発生した場合
・コードグリーン
テロなどの影響で、多数の死者が出る可能性がある場合
・コードホワイト、コードイエロー
緊急の患者や、患者や患者の家族の横暴等のトラブルが発生した場合
※病院によって異なるそうです。
防災訓練の話に戻りますが、日頃できないことは、災害時にはできないので、訓練は必要ですね。
そして、初期消火と自分の命は自分で守る準備をする事。
命を大切にしてくださいね。
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