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名古屋市消防出初式が名古屋港ガーデンふ頭で挙行されました。
名古屋市消防職員・消防団員、市民防災組織など約2,000人の分列行進、
約70両の消防・救急車両や消防ヘリコプターなどの消防装備が披露されました。
名古屋港ガーデンふ頭は、名古屋港水族館などが集まる場所。
比較的冬としては天候に恵まれたものの、やはり風などの影響もあり、整列から行進へ移行するときは、
「寒さで足（関節）が動かない」「足先に感覚がない」などという声も聞こえてきました。
とはいえ、行進を完了させた消防団員のみなさん、お疲れ様でした。
名古屋市の火災状況（平成29年）を見てみます。
市内で551件の火災が発生し、24人の方が亡くなられました。
年齢を見てみると約9割が65歳以上の高齢者。
放火火災は抑制されているものの、暖房機器やコンロ、タバコなどを原因とする火災は多くなっています。
特に一人暮らしの高齢者が年々増加していることもあり、火災の犠牲になる割合も高くなる傾向が見受けられます。
認知症などの病的原因をはじめ、火災発見、初期対応の遅れが懸念される高齢者の一人暮らし。
さらに高齢者が増えることが視野に入ってくるため、生活・暮らしのあり方までも課題であると思います。
ともあれ、できることもあります。
日々の生活の中で、声かけなど顔の見える環境づくりや先端技術の導入など、防火防災対策は様々。
できることを実施していくことも大切だと思います。
⬛️名古屋市の消防団について
消防局消防部消防課消防団係
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