名古屋市内では、小学校の卒業式が行われました。
髙木も母校にご招待いただきました。
今年は正門や校舎がリニューアルした初の卒業式となりました。
今年の卒業生は38名。
少子化の波は、どこにでも見受けられます。
卒業生は、ステージ上からの入場。
緞帳が上がるとそれぞれの服装で表現していました。
袴姿が半数を超え、段差があるとよろめく姿も。
小学校の卒業式において、袴姿を含め、華美な服装については各所で声をお聞きします。
具体的には、値段が高すぎる、安全上問題である、一生に1度だから問題ない、値段はピンキリあるなど。
賛否両論ある中で、名古屋市ではアンケートに乗り出すとの本会議答弁がありました。
さて、袴についてヒアリング・調査をしてみました。
値段については、(レンタルを前提に)1万円代から6万円程度でした。
予約は1年程度前から順に行うそうで、髪のセットも含めると時間も費用も様々。
加えて、「前撮り」(写真撮影)をされている方も。
一方で、みんなが袴になってくると、スーツが目立っていい!!との声も。
女性アイドルのスーツ姿を参考にしたり、スーツも男女に見られました。
服装も話題にのぼりますが、卒業証書を受け取り、自分の「針路(しんろ・進路)」を発表する場面も。
目指す職業は様々でしたが、注意深く聞いていると大きな方向性が見えてきました。
それは、多くの児童が職業を選択し「みんなのために」「したいことがある」と言っていたこと。
(もちろん前提はiMessage)
卒業という節目に、改めて自分を見つめること。
保護者や地域には、たくさんの「みんな」がいること。
知らないことや分からないことは、終わりがないこと。
日々学び続けることを忘れないようにして欲しいと思います。
愛知小学校の校訓は、「強く正しく力のかぎり」。
校長先生からは、「夢を持ち続け、感謝を忘れず、挑戦をし続けて欲しい」との祝辞がありました。
ご卒業おめでとうございます。
それぞれの針路に向かって。
生まれてきてくれたことに、感謝。