名古屋市会で教育子ども委員会の委員を拝命してから1年。
最終の委員会で、若宮商業の存続にかかる審議を行いました。(議会では5月の臨時議会が改選期)
2017年8月の教育子ども委員会がことの発端でした。
名古屋市教育委員会は、去年、将来的に生徒の減少が見込まれることなどから、
若宮商業高校(天白区)を、2022年度末で閉校し、
跡地に、高等特別支援学校を新設する方針を示していました。
議会においては「拙速ではないか」との意見が多数でした。
そして、約9ヶ月を経て出てきた案は、「高等特別支援学校と併設」。
教育長は、「混乱を招いたことをおわびする」と謝罪。
担当者からは、「前年度から受験者数が増加していること」や
「特別支援学校との併設で新たな商業教育を展開できる」ことなどを理由としていました。
今回の、「高等特別支援学校と併設」(存続させる方針)においては、結論は是。
しかしながら、当初からの教育委員会による方針の提出方法については、
手続き・内容の双方に検討の余地があると考え、委員会で質疑を行いました。
(昨年から、慎重な審議を要望したりするなどしてきました)
今後のスケジュールとしては、(提案資料より抜粋)
6月以降にパブリックコメントを実施。
9月に「魅力ある市立高等学校づくり推進基本計画(第2次)策定。
※在校生への配慮や受験生の周知のために、併設に関わる具体的内容を
できるだけ早い段階で示すとともに、関係者等への事前説明を適切に行います。
いずれにしても、在校生や受験生、関係者方々には、多大な労力を消費した期間となったと思います。
(説明会や陳情などもお聞かせいただきました)
一方で、少子化の中では、希望者が減少することもありえます。
名古屋市が魅力づくりをおこなうとともに、一緒に魅力を出し、
発信をし続けていただくことを願っております。
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