こんにちは。
財政福祉委員会（病院局含）所属の高木です。
この度、名古屋市において、特例措置が行われることとなりました。
（経緯については、下の方に説明してあります）
【特例措置の内容】
⬛️対象：下記①から③の要件を全て満たすもの
①B型肝炎ワクチンの供給不足により、１歳となる日の前日までに、
名古屋市のB型肝炎予防接種費用助成事業による接種を受けることができなかったこと。
②生年月日が平成２６年１０月２日以降であること。
③１歳となる日の前日までに名古屋市に住民登録があり、
接種日において引き続き住民登録があること。
⬛️実施期間
平成２８年１月１日 〜 平成２８年３月３１日
⬛️接種回数
ワクチンの供給不足により、１歳未満で名古屋市の費用助成による接種を
受けることができなかった回数を上限とする。
⬛️平成２８年度以降の特例措置について
ワクチン供給状況を勘案して判断する。
【経緯】
名古屋市では、B型肝炎予防接種を平成２７年１０月から、
１歳未満の子ども（約２万人）に向けて、行う事業を開始しています。
対象：１歳未満
接種回数：３回
接種感覚：２回目の接種は、１回目の接種から ４週以上あける
３回目の接種は、１回目の接種から２０週以上あける
自己負担額：２７００円・１回
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000074112.html
しかしながら、一般財団法人 化学及血清療法研究所（通称：化血研）が製造するワクチンについて、
問題が発生し、出荷自粛となっています。（注１参照）
そして、化血研は、B型肝炎ワクチンの国内シェア約８割であったため、
B型肝炎ワクチンの供給が滞り始めています。
そのため、今回の特例措置に至りました。
（注１）
製造承認書と製造実態の齟齬等についての厚生労働省への報告が適切になされていなかった。
参考記事：http://www.asahi.com/articles/ASHC53D16HC5ULBJ006.html