5月7日は、朝から地元(中川区)を回って、午後から栄(久屋大通公園)へ。
通行止めなど、厳重な交通整備の中、名古屋で開催の「サミット」を見に伺いました。
今回行われたのは、「コーヒーサミット」。
2015年、フェアトレードタウンに認定された名古屋市。
フェアトレードの観点から、様々な議論がされていました。
そして、名古屋といえば、「喫茶店」や「モーニング」。
なぜ、名古屋は喫茶文化があると言われているのか。
⬛️名古屋では年間1万円?!
家計調査によると一世帯あたり年間にかける喫茶代も1万円を軽く超えてしまうとのこと。
(名古屋コンシェルジュより)
⬛️茶の湯文化起源説??
名古屋は尾張徳川藩政期から茶の湯文化が庶民の間にも浸透していたといわれます。
7代藩主・宗春の時代には遊興が大いに奨励されて茶の湯も大ブームとなったとのこと。
そして、抹茶とお茶菓子で一服、を現代的に発展させたのが、喫茶店でのコーヒーと
モーニングあるいはおつまみと考えられているそうです。(大竹氏)
⬛️商談説??
名古屋で喫茶店が多い理由として言われている理由に、商談説なるものがあるようです。
「商談をするときに気軽に入れる」ことが理由とのことです。
レストラン等と異なり、注文するとすぐに飲み物や食べ物が出てくるとも言われ、
商売で忙しい人々のニーズにも合っているようです。
⬛️モーニング文化は??
モーニングと聞くと、名古屋を連想させる方も多くおられると思います。
そして、一宮市はモーニング元祖として、PRしています。
少し掘り下げて調査をしてみると、愛知県豊橋市・広島県広島市も
モーニング元祖説があるようです。
⬛️フェアトレードタウン「名古屋」
名古屋市における喫茶店は、約4000軒と言われています。
全飲食店の中での比率は41・5%と全国平均の24%を大きく上回ります(平成11年データ)。
コーヒーの年間消費量を見ると愛知県は47都道府県中36位(平成21年・総務庁調べ)。
このようなデータがある中で、フェアトレードタウンとして認定された名古屋市。
これからの活動がどのようになるのか、目が離せませんね。
⬛️世界フェアトレード・デーなごや2016
http://fairtrade-nagoya.com