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昨日、夜中に電話が鳴りました。
「火災発生の連絡です」
中川区・愛知学区最大の集合住宅群、豊成団地が舞台となりました。
今年４月から、中川区愛知学区における、消防の火災出動は、すでに３件。
うち１件は、命を亡くされた案件（原因は調査中）。
今回の火災出動について、原因は「鍋の空焚き」。
付近の住人から、「焦げ臭い」と消防へ通報されたことがきっかけとなりました。
消防が現着すると、確かに焦げ臭いことを確認。
そして、火災通報として対応するため、消防車が出動しました。
鍋の空焚きの現場である住人の方は、就寝されていたとのこと。
一つ間違えれば、命をも失いかねない状況だったことは、想像に難くないと言えます。
集合住宅ならではの早期発見となりましたが、一軒家であれば、発見が遅れた可能性も否めません。
昨今、高層化集合住宅の火災もとりだたされていますが、一軒家であっても危険な火災。
「火災になったらどうするか」を考えることも大切ですが、まずは「火災を発生させないように」すること。
火災は、生活の全てを喪失させ、命をも奪い取ってしまいます。
近隣の声がけ、町内会、自治会などの活動によって、火災をはじめ、犯罪、災害に取り組む必要性を
改めて認識しました。
⬛️防災支援車
写真は、中川消防署に配置されている、防災支援車。
トイレ、シャワー及び厨房設備を装備し、大規模な火災や集団災害時に災害現場で
必要となる空気ボンベやエアーテントなどを搬送すると共に、災害現場でボデーを拡幅して
指揮支援拠点として使用しているものです。