日々地震や災害が発生し、被災された皆さんには、心からお見舞い申し上げます。
いつでも当事者となりうる環境。
少しでも、大切な命を守ることができればと考え、心肺蘇生研修へ伺いました。
名古屋市では、救命講習の内容を、平成28年10月1日より変更しています。
これは、JRC蘇生ガイドライン2015を受けて変更されました。
「心肺蘇生」って、難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば、心臓マッサージ。
今回変更された点は、３つ。下記の通りです。
１）胸骨圧迫のテンポについて：1分間に100回 → 100回～120回。
上限がつきました。
質の高い胸骨圧迫を行うことの重要性が更に強調。２）と関連。
２）胸骨圧迫の深さについて：5ｃｍ → ５～６cm
過剰な圧迫を避けるため。
３）呼吸の確認と心停止の判断：迷ったらすぐに開始！！ 胸骨圧迫と人工呼吸は30：2で。
一般市民が傷病者を前にして、動揺せずに通報したり、傷病者が心停止であることを
正しく認識したりすることは容易ではありません。
そこで、すぐに胸骨圧迫を始めるべきとしています。
また、「人工呼吸はどうやるの！？そもそも人工呼吸をするべき？」という迷いを払拭する表現へと変わりました。
対象者が、ケガをしている場合などの感染症への恐れがある場合には、胸骨圧迫のみでもOKだそうです。
⬛️簡単振り返り
倒れている人がいたら、救急車（１１９）へ。
意識が無いようであれば、心臓マッサージ。１分間に１００ー１２０回。
AEDがあると、便利です。
⬛️救命講習（無料）
消防局 救急部 救急救命研修所 市民普及担当
電話番号: 052-851-6999
ファックス番号: 052-842-7588
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