Shortpiece

断食と聞くと、何を思い浮かべますか?
今回は、N)名古屋トルコ日本協会さんのイフタール(断食明けの食事)にご招待いただきました。
ラマダンとは、イスラム教徒(ムスリム)が行う約1ヶ月間の断食のこと。

ラマダンは、イスラム暦の9月。
純粋な太陽歴に従って行うため、毎年11日ほど前にずれていきます。
およそ33年ですべての季節のラマダンを体験することになります。

さて、ラマダンの目的とは?
お話を伺いました。
自身の信仰心を清める目的。さまざまな欲を捨て、絶対の神への献身と奉仕に没頭する期間。
そのため、食欲を絶つほか、そのほかの禁欲も課せられます。
ラマダンを行うことで、普段何気なく考えているものでも、とても大切であることを再認識するとのこと。
また、イフタールでは、家族や仲間が一同に集って、食事と会話を楽しむ時間を持つ機会ができるとのこと。

会話の中では、忙しく働く日本人には、コミュニケーションが図れるとともに、
物があふれている社会を見つめ直すことができるのではないかという指摘もありました。

ラマダンのやり方としては、飲食が一切禁じられます。
しかし、約1ヶ月の間ずっと飲まず食わずでというわけではなく、
断食は、期間中の日の出から日没までの時間に限ります。
平均的には、朝5時半前後から夕方の5時前後にあたるそうです。

子どもは、参加しなくても良いそうですが、ラマダンに参加することが「大人」と認められるので、
子どもは少しづつ自ら体験したいということがあるそうです。
高齢者や病人、妊婦などもラマダンは免除されているそうです。

話を元に戻して、イフタールについて。
食事や会話だけでなく、お楽しみも。
トルコの伝統的な影絵を拝見しました。

登場人物は2人。
・ハジワット:ツッコミ担当。頭がいい。
・カラギョズ:ボケ担当。天然ボケで純粋。
2人は労働者であるものの、漫才で他の労働者を笑わせ、仕事の完成を妨げたとのこと。
もちろん仕事の完成は遅れたため、責任として処刑されたとのことです。

そんな2人の漫才を影絵で表現していただきました。
とっても話が面白く、あっという間の時間でした。

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