「大型の台風に備えてください。」
テレビやラジオなどから、災害への備えを促す言葉が出てきます。
台風が来る時に備えるのはもちろんですが、備えは「日々の生活」から始まっています。
例えば、消防団(高木も入ってます)。
定期的に訓練をして、火災を中心とした災害発生への備えをしています。
名古屋市においては、小学校区単位に消防団が存在しています。
(多くの都市は、市町村ごとかと思います)
また、名古屋市には「区政協力委員制度」があり、
小学校区ごとに名古屋市を支えていただいている組織があります。
多くは、「災害対策委員」さんも兼任されているため、その活動内容は多岐にわたります。
台風などの災害時への対応はもちろんのことですが、
災害時に問題として残るような事項の多くは、平常時での問題という指摘もあります。
逆説的に考えれば、平常時での問題を解決できれば、災害時にも問題を解決することができる。
ということに繋がるのではないでしょうか。
「自助・共助・公助」という言葉が浸透しつつあると思いますが、
お声を伺っていると、「1人暮らしだから備えない」「救急車が来てくれる」
「誰かが助けてくれる」など聞こえてきます。
その際に、「少しでも備えてくださいね」とお話させていただくとともに、
「集まりがある時には、顔を出してやってくださいね」ともお伝えしています。
自分でできることを少しずつ集めると、大きな力になる。
災害時だけでなく、平常時からの地域力。
今後も大切にしたいですね。