JRA(日本中央競馬会)をご存知の方は多いかと思いますが、地方競馬も存在します。
愛知県名古屋市には、名古屋競馬場(港区)があり、現在も稼働しています。
IR(統合型リゾート)の議論は現在でも行われていますが、下火になっている感もあります。

総合競馬需要は、「年々増加の一途をたどり・・・」という話は、一昔前。
現在は、来場者が減少の一途。
売り上げは「インターネット」で支えられる部分が大きくなっています。

そんな環境の中、「名古屋競馬場の移転」という話が出てきました。
土古競馬場(どんこけいばじょう)の愛称で親しまれてきました。
出走馬は、弥富市にあるトレセン(トレーニングセンター)からやってきていますが、
2022年に名古屋競馬場を弥富トレーニングセンターに移転するという案が進んでいます(2017年3月予算可決)。
※競馬事業が安定してきたことから単年度収支赤字で事業の存廃判断がされる現体制の見直しも承認されました。

経営の中心的な問題は、「売上」と「経費」。
競馬経営にあっても同じです。
トレーニングセンターと競馬場が離れており、輸送コストを始め、多くの経費を削減することができる・・・
大きな理由としては、なるほど。と納得できます。
一方で、競馬需要が減少している中で、本当に採算性が認められるのか。
周辺の環境整備をはじめ、現在の名古屋競馬場の跡地をどのように利用するのかについては、
まだまだ見えません。

その手始めとして、現在の弥富トレセンを視察しました。
(高木は、2017年4月から愛知県競馬組合の議員となりました)

1977年3月から供用されてきたトレセン。
40年を経過し、バブルなどの景気にも左右され、現在は年期の入った施設となっていました。
移転についても、単に「移転が決定しました」で済ますことなく、どのようにしていくのか、
はたまたしないという判断もあるのか。

現地を見ながら、どのようにしていくのがよいかを設計図面を見ながら、考える時間となりました。