名古屋市会の最終日、８日に副市長人事の採決が行われました。
１２月１５日で任期満了となる新開副市長の後任人事。
今回は、「採決」という手法が用いられ、無記名投票が実施されました。
名古屋市議会定員７５名、欠員１、欠席１、議長は投票せずで、合計７２名の意思表明。
結果は、
・賛成 44票
・反対 26票
・無効 2票
現在の会派を見てみると、
自民２１名、公明は１２名、減税１０名
民進１６名、共産１２名、諸派１（立憲民主：ここでは民進とする）
分析をしてみると、
賛成：自民21票、公明は11票（１名欠席）、減税10票、民進２票
反対：共産12票、民進14票
無効：民進２票
と推測されます。
副市長の選任は、地方自治法１６２条により「議会の同意」を要求されています。
よほどの欠格事由がない限り「議会の否決」は人格否定にもつながる可能性も指摘されます。
今回は、２６票の反対票。
否決ではなかったものの、それぞれの票が意味していることは何か。
賛成でも反対でも、議員の意思表明には様々な思いが込められています。
広沢副市長の担任事務は「観光文化交流局」「上下水道局」「交通局」の3局。
民間副市長は、先の市長選挙にも出馬した岩城氏（自民、民進、公明、共産支援）に引き続いてのこと。
リニア中央新幹線の開業を控え、市民にとっておもしろいマチづくりをしていく必要性があります。
広沢氏は12月16日付けで副市長に就任することとなります。
新開副市長におかれましては、高木の生まれる前の１９７８年から名古屋市に採用。
職場活性化の3要素として、
「笑顔 smile」、「目標 target」、 「対話dialogue」を、
元気の秘訣として、「自分が楽しめる健康法」 「好奇心を失わない」「社会と関わり続ける」
を掲げられてきました。
約４０年に渡り名古屋市政へ貢献されてこられたことに感謝しております。