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２０２０年は東京オリンピック。
２年後に迫った中心開催地の東京へ視察に伺いました。
東京ビッグサイト（国際展示場）を背景に現れたのは見慣れないバス。

視察目的の１つ、燃料電池で稼働する都営バス。

平成２９年３月２１日から、市販車で日本初となる営業運転開始。
運行路線は、東京駅からビッグサイト。
運行路線の決定要素は、シンボリック＆輸送拡大とのこと。

東京都では、２０２０年の東京オリンピックに向けて、
７０台を整備する方針を打ち出しています。

＜＜燃料電池バスとは？？＞＞
燃料は水素。発電を行いモーターを動力として走行。
大容量の電力供給が可能で、災害時の移動電源車として活躍も期待。

さて、この仕組みはどこかで聞いたことがあるという方もおられるかと思います。
この仕組みは、トヨタ自動車で発売されているMIRAI（普通自動車）と同じなんです。

さらにこの燃料バス（７７人乗り）には、MIRAIのモーターが２個。
（MIRAIは５人乗りで発売されています）

驚きのパワーですね。

今後の課題としては、水素ステーションの整備。
乗用車とは異なり、大型用の供給方法が必要とのことです。
整備費用は、（説明では）約１５億円とのこと。

もちろんバス自体にも課題があるそうです。
購入すれば、１台約１億円とのこと。

今後の公共交通としての普及も含め、課題認識した燃料電池バスの視察でした。

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