Public moral
1984年に開催されたロス(ロサンゼルス)オリンピック。
参加国数は140でした。
132カ国の登録がある新宿区へ視察へ伺わせていただきました。
視察の目的は、多文化共生の取り組み事例についての調査でした。
乗降客数350万人(日本一)を誇る新宿駅を中心に歴史や文化など広い顔を持ちます。
外国人住民人口は42428人(2018年1月1日)。
新宿区の人口は342297人であり、外国人は12.4%をしています。
多い人口(国籍順)では、中国・韓国・ネパール・ベトナム・ミャンマーと続きます。
留学生が外国人人口の約4割を占めているとのこと。
様々なコミュニティを持つため、多文化共生の取り組みも多岐に渡ります。
特徴的なものとしては、
1)コミュニティを把握するため、行政が店舗へ「営業」を行い、情報伝達拠点としている
2)日本人のコミュニティに対しても、英語に慣れる・使えるようなイベントの開催
グローバル化社会、グローバル人材を掲げているにも関わらず、
地域環境は日本語のみがベースとなっていることに注目。
また、行政が各国の人が経営する店舗に営業し、コミュニティとの繋がりを作っていくという
積極的アプローチ。
オリンピックに向けてさらに加速するとみられる、外国人の流入に対し、
待った無しなのは、名古屋市も同じです。