名古屋市中川区から名古屋駅西口へとつながる「予定」の椿町線。
ささしまライブの西側に位置し、アンダーパスによって南北の新しい導線として位置づけられています。
事業期間は、平成12年度～平成29年度とされていました。
平成３０年２月に名古屋市（住宅都市局長名）からの説明（抜粋）は、
「平成２９年度末を完成目標として鋭意工事を進めております。
工事完成後は、出水期における設備の安全動作確認等を行うこととしており、
開通時期の目標につきましては、平成３０年８月末頃と考えております。」
そして、平成３０年度に入り、４月に確認してきた写真です。
「年度末に完成するんじゃなかったの？？」と疑問が湧きました。
当然のごとく、地域の方からも「まだ完成してないけどどういうこと？？」
と疑問をいただきました。
（高木の市政報告レポートへのアンケートでもいただいておりました。ありがとうございます）
住宅都市局リニア関連都心開発部ささしまライブ24総合整備事務所に確認すると、
「平成２９年度末は目標です。まだ完成していません」
との回答。
確かに目標と記載があるものの、
平成３０年２月の時点で「完成は難しい」との説明があってもいいもの。
「平成２９年度末に完成し、工事完成後の調整に時間が欲しい」という場合と、
「平成２９年度末には完成しない。すみませんでした。できるだけ早い開通に向けて工事を進めていきたい」
という説明は、全く違うと思います。
この違いは、市民に対する行政の怠慢とも思えました。
そのため、説明を求めました。
現状での説明は、
「平成３０年５月末の完成に向けて、鋭意工事を進めております。」とのこと。
新しい導線の確保は、経済効果や利便性向上に向けて大切ではあると思います。
他方、名古屋市の情報公開・提供の姿勢についても、今後も注視・提言していきたいと思います。
※道路の完成と開通について。（整理）
道路の完成は、物理的に完成すること。
開通は、実際に利用可能となること。