(3月18日:金曜日分)
こんにちは。
なかなか記事を更新することができず、ご心配のお声をいただきました。
ありがとうございます。
再議の申し立てを控え、険しい表情で委員長報告を聴く河村市長
(18日、名古屋市議会議場で:YOMIURI Onlineより)
さて、3月18日(金)は、名古屋市の平成28年度当初予算をはじめ、
様々な議案について、採決されました。
そして、大きく報道されたように、
自民・民主・公明の3会派で共同提案された、
年800万円を4月から8割増の1454万円に増額する条例案について、
河村市長より、「再議」が上程(提案)されました。
そして、18日の本会議は、
再議により、暫時休憩(中断)され委員会審議を1時間ほど行ったのち、
出席議員(74名)のうち、「3分の2である50名」が、
報酬を現状よりも655万円余り上げることに賛成され、
市長の「再議」は否決されてしまいました。
今回は、「1票」差で結論が変わる状況でした。
具体的には、出席議員が「75名」ではなく、「74名」だったからです。
(賛成派)自民22、民主15、公明12、合計は49名。
(反対派)減税12、共産12、合計は24名。
そして、「名古屋維新の会」が1名。
この1名が結論を左右する状況でもありました。
しかしながら、「名古屋維新の会」は、賛成と判断されました。
河村市長は、
「市民の常識から外れている」、
「めちゃくちゃなことをするな。ひどすぎるぞ」、
「あきらめるか、市民の皆さんが立ち上がって署名活動するしかない」、
「こんな狂ったことができるのは、市民は絶対に立ち上がらないと議員が思っているからだ」
と述べました。
「民意の成案」はどこにあるのか。
この結果について、市民のみなさんはどう思われ、お考えになるのか。
次のラウンドについては、市民のみなさんの手にかかっています。