いよいよセンター試験開始。
センター試験の頃には、雪が降ることが多いなぁと感じますが、気のせいでしょうか。
大雪の時は、交通機関ダイヤの乱れも想定されるので、時間に余裕を持ってお出かけください。
大雪といえば、自動車の運転も十分注意が必要です。
自動車の運転から連想される1つとしては、交通事故。
愛知県では、交通事故死亡者数が、212名(2016年速報値)。
ワーストワンの返上とはなりませんでしたが、
自動車の利用台数からすれば、低い割合(数値)かと思います。
(数値・報道等の仕方で、見せ方・考え方も変わると思います)
⬛️自動車免許制度の変更
さて、本題に入ります。
2017年3月11日。
自動車の免許を取得される人にとっては、変化がある日となります。
自動車の免許は?
「大型・普通」という時代から、2007年に「大型・中型・普通」と変化しました。
あれから10年。
今年は、「準中型」ができます。
まとめると、「大型・中型・準中型・普通」となります。
(正確にはもっと、細分化されます)
「一体どういうこと??」
ポイントを抜粋すると、下記のようです。
・準中型も初めて免許を受けることができる(普通から中型取得まで2年の期間が不要に)
・普通免許では、いわゆる2t車が運転できなくなる(最大積載量2トン以下が対象)
・準中型は、いわゆる4t車が運転できる(運転最大積載量4.5トン以下が対象)
・3月11日までに免許を取得するか否かで区分される(自動車学校修了では不可)
中型免許の導入経緯を見てみると、
「普通免許で4t車が運転でき、交通事故が多い」ということで、中型免許を創設。
「中型免許を取得するためには、普通免許を取得してから2年が必要」(2007年)
でした。
しかし、今回の改正で、
「免許を初めて取得するとしても、準中型が取得でき、4t車も運転可能」(2017年)
となったわけです。
ネットショッピングと運送問題については、貨物が増加している一方、
運送業界には労働環境や人材不足なども指摘する報道が後を絶ちません。
免許の創設・改廃も法律次第。
国会では、法律を(憲法上の制限等あるものの)自由に改廃することができます。
大きな力ですね。