「名古屋城が燃える前の写真」を表紙に、ナゴヤの「これは知っとらないかんがや〜」と言わんばかりの
１５の史実（１５章・全１０８ページ）で構成。（知っとらな：知らなければ、いかんがや：いけないでしょう）
市内全中学生（５万２千人）に配布するとともに、一般向けにも販売する「郷土史の副読本」。
知ってるだけで、名古屋通に？？
少し中身をご紹介！！
「“尾張”のルーツにせまる！」「信長ＶＳ義元 桶狭間の戦い」
「名古屋城下町の誕生」「宗春と芸どころ名古屋」「戦争と名古屋」など十五章から構成（最下段参照）。
■スマホとの連携（ＱＲコード）
家内安全・繁栄を祈る祝福芸であり、現在の「漫才」へ派生したといわれる「尾張万歳（まんざい）」や、
戦時中の空襲の様子を紹介するスライドショーなど十二本の動画を見ることができます。
（名古屋城・旧東海道の宮の渡し・志段味古墳群の撮影では、「ドローン」を使用したとのこと）
■フィールドワーク
読むだけではなく、現場へ。ワクワクを掻き立てられる感じへ。
「東海道の昔を知る」「江戸文化を訪ねる」などの項目を入れ、地図や行き方、祭りの日程を紹介。
巻末には名古屋の年表や「歴史ＭＡＰ」を掲載し、時空を超えたワークも楽しめそうですね。
■隠しダネ？？
表紙には、第二次世界大戦で焼失する前の名古屋城が登場（モノクロ写真）。
金のシャチホコ部分だけ色を付けることで、立体的に見えます！！
４月１９日からは市内の大型書店などで販売。価格は８９６円（税込み）。
＜＜縄文から昭和まで、知っておきたい名古屋15の史実＞＞
１章 名古屋にも住んでいた縄文人・弥生人 ～古代人の暮らしを知る
２章 “尾張”のルーツにせまる！ ～志段味古墳群と断夫山古墳
３章 焼き物作りに最適だった東山 ～朝鮮半島からもたらされた最新技術が名古屋へ
４章 中世名古屋の荘園と街道 ～武士の時代の到来。農業が発展し人々の往来も活発に
５章 信長vs.義元 桶狭間の戦い ～ここが歴史の転換点。信長の快進撃が始まった
６章 名古屋が生んだ大大名 前田利家 ～一人の武将の生涯からひも解く戦国時代
７章 壮大な規模と堅固な守り ～名古屋城をめぐる徳川家康の戦略
８章 名古屋城下町の誕生 ～町ごと引っ越し、清須越し
９章 東海道随一のにぎわい ～宮宿から七里の渡し、鳴海宿・有松
10章 宗春と芸どころ名古屋 ～享元絵巻から見る名古屋のにぎわい
11章 幕末から明治初期の名古屋 ～明治維新の平和的解決を求めて
12章 名古屋近代化の礎を築いた11人の偉人たち
13章 デモクラシーの広がり ～普通選挙を実現した名古屋ゆかりの総理大臣
14章 戦争と名古屋 ～名古屋を焼き払ったたび重なる空襲
15章 戦後の復興と発展 ～災害も乗り越えて